SDT
Sherlog MATEはベルギーのSDT社にて開発された超音波検知器で、様々な設備において自然に発生する超音波や人為的に発生させた超音波(約40kHz付近)を検知することにより、設備の異常や消耗状態、また気密性を調べることができます。
原理は38.4kHzを中心に±2kHzの間の超音波を検知し、それらを可聴音に変換、音量及び数値表示として出力する装置です。数値表示が可能なことにより、健全部と欠陥部を数値的に評価することができます。
ハッチカバー気密性検査においては人為的に発生させた超音波発信器を船倉内に設置し、気密性がない場所から漏れ出してきた超音波を検知し、数値にて評価を行います。
この超音波を利用した気密性試験は現在ハッチカバーの検査においてホーステストに替わる新しい検査方法として海外では主流となっており、現在国内においても使用されてきています。
検査方法 | [超音波] 超音波漏れ試験器 |
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検査対象 | [その他] 圧力容器, 自動車, 船舶, 鉄道, プラント, |
特長
- 超音波検査による利点
検査時間の短縮: 検査は一人~二人、短時間作業=(コストダウン)
積荷の保護: 船倉内の貨物を下ろさず検査が可能。
あらゆる環境下で使用可能: 停泊中、航行中にも検査可能
漏れの場所を特定: 漏洩箇所を受信器により特定が可能 - Sherlog TAの利点
音及び数値にて漏れ箇所をピンポイントにて知らせ、数値での評価が可能。
Sherlog受信器の重量がわずか700gと軽量であり、現場での作業性がよく検査員の作業負担をかけない。
ハッチカバー検査専用ソフトが内蔵されており、textファイルにて測定したデータをパソコンに転送することが可能なため、報告書作成が容易。
ハッチカバー検査のみでなく、その他の設備の検査を行うことが可能。 - ハッチカバー検査以外の用途例
居住区等の気密性試験(密閉空間の気密性)
配管やバルブからの漏れ検知(エアー漏れ、真空漏れ)
電気機器のコロナ放電の検知(トラッキング、アーシング)
回転機のベアリング欠陥や異常の検知
非接触での温度測定
※オプションセンサー等が必要な場合があります。